こんにちは。憩子’s SALON (ケイズサロン)のアロマテラピスト、佐藤敦子です。
今回は、若返りの水と呼ばれる「ハンガリアンウォーター」の作り方、使い方をご紹介します。
ハンガリアンウォーターとは
14世紀末、ハンガリー王妃エリザベート1世の手足の痛みの治療薬として、修道院の僧侶が献上した、ローズマリーを主体とした痛み止めの薬のことです。 これを毎日使っていた王妃は、状態がみるみるよくなりました。 また、70歳を超えた王妃に、隣国ポーランドの若い王子が求婚したというエピソードから『若返りの水』として今にも伝えられています。
昔ながらの作り方に限りなく近いレシピで作る
昔ながらの作り方に限りなく近いレシピで作るハンガリアンウォーター。
私はこの香りが大好きで、精油の香りとはまた違った、ハーブの優しい自然な香りは心をほんわか温めてくれます。
作っている間も、お部屋がハーブの香りに包まれて幸せになります。と言っても、ドライハーブをアルコールに浸すだけの簡単作業なんですけどね。これを1ヶ月間熟成させ、ハーブの成分が全部でたら濾して、その濾したものが若返りの水、ハンガリアンウォーターです。
用意する材料

アルコール | 100ml |
精製水 | 200ml(ミネラルウォーター) |
密封容器 |
容量300cc位のもの1個 |
ドライハーブ |
ローズマリー ペパーミント(10グラム) ローズペタル(5グラム) レモンピール(5グラム) |
ハーブの効果
ローズマリー | 抗リウマチ作用、引き締め、たるみ、むくみ |
ペパーミント |
ニキビ、かゆみ、抗菌、くすみを取る |
ローズペタル |
シミ、シワ、たるみ、老化肌、敏感肌、引き締め |
レモンピール |
抗炎症作用、くすみ、シミ、引き締め、皮膚を柔らかくする |
作り方
- 消毒済みの容器に精製水(200ml)を入れます。
- 容器にドライハーブを入れ、ふたを閉めて水とドライハーブをなじませます。
- 容器にアルコールを入れて、すべててがよく混ざるように、よく振り混ぜます。
- 容器に空間が残っている場合は、空間がなくなるまで、アルコールを付け足します。
- ラベルを貼って、冷暗所で1ヶ月保管します。
- 毎日振り混ぜます。
- 1ヶ月が過ぎたら、コーヒーフィルターや茶こしなどで漉します。
- 煮沸消毒をした別容器に移して、できあがり!
ハンガリーウォーターは冷暗所で2年くらい保存が可能です。
ボディーコロンなどに使う場合は精製水で5〜10倍に薄めて使いましょう。
atskoのワンポイント
おすすめの使い方
私は、このハンガリアンウォーターをお風呂に入れて、ボディーの若返りを目指しております。
身体も温まるので、今の季節は最高です!
ハンガリアンウォーターを薄めたものをスプレーボトルに入れて、ヘアトニックとしても使います。
白髪予防抜け毛予防にいいですよ。
アレンジして楽しむ
ハーブを漬け込むときに、ラベンダーのドライハーブを入れたりもします。なぜなら、この世で一番好きな香がラベンダーのドライハーブで、一番癒されるんです。レシピを変えてオリジナルコロンなども作っても楽しいですね。
ハンガリー王妃エリザベート1世、70歳で求婚されるってすごいですよね〜!。
いつの時代も女性は若く美しくありたい。女性なら誰もがあこがれるお話のはずです。
これはあくまでも、何百年も昔のお話しで、そこで生きていたエリザベート1世だからこそ、その効果が得られたのだと私は思います。
確かに、現代は美容整形やレーザー治療などもありますので、70歳で求婚されることも夢ではないかもしれませんがね・・・・
願わくば、自分のもって生まれた肌のまま、限りなく自然に若返りたい。
その願いを叶えられるのが、オーナー阿部が開発中のコスメなのかもしれません。
昔の理念と現代の美容科学を融合させた21世紀の「究極の水」になるかもしれません。
この歴史的瞬間に遭遇されたい方は、ぜひオーナー阿部のデイリーブログをご覧になってみてくださいね。